アリス・イン・ワンダーランド:少女時代との決別、清々しいラストかな

上映時間109分。短い、もっと長く感じた。
監督: ティム・バートン
キャスト
ミア・ワシコウスカ
ジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーター
アン・ハサウェイ

 子供の頃、不思議の国を訪れたアリスも今は20歳。だが、未だに子供の頃の見た不思議な国光景を毎晩夢見る自分に悩まされていた。大人になりきれないジレンマを抱えるアリスが、パーティで求婚されるが、その答えを先延ばしにするため、その場を逃げ出してしまう。
 パーティの途中から見え隠れしていた、服を着たうさぎを探すアリス。ふと、木の根元の大穴をのぞき込んだアリスは穴の中へ落ちてしまい・・・。

 びっくり映像満載だが、実は子供向けではないような。頼もしい父親が他界したあと、保護者を求めようとする母親や周囲の態度に理由のはっきりしない疑問を抱き続けるアリスが、父の跡をついで、世界中へ交易のために船でして良く姿には清々しさを感じる。

 エンディングテーマはアブリルラヴィーンでした。バンクーバーオリンピック依頼、久しぶりに歌声を聞いた気がする。今週は1本のみ。今週の祭日は、ウルフマンを見たい。

第9地区 細かく突っ込めるところはあるが、宇宙人SF好きなら見てもいい


上映時間 112分
監督 ニール・ブロンカンプ
製作総指揮 ビル・ブロック 、 ケン・カミンズ
製作 ピーター・ジャクソン 、 キャロリン・カニンガム

キャスト
ヴィカス シャルト・コプリー
クーブス大佐 デイウィッド・ジェームズ
クリストファー・ジョンソン ジェイソン・コープ

制作は ラブリーボーンキングコングピーター・ジャクソン
表題どおり、細かいところは気にしないで見れば、楽しめます。ピーター・ジャクソンやるなあと感じました。
エイリアンのクリストファーと心を通わせる過程が心に残ります。

シャッターアイランド 上映前の宣伝はうまい!内容はちょっと肩透かしだったかも


上映時間138分
監督 マーティン・スコセッシ
レオナルド・ディカプリオ
マーク・ラファロ
ベン・キングズレー

 ちょい長いんです。内容からすると仕方ないのかもしれませんが、ラストからするともうちょっとスピーディーに展開した方が面白かったかも。見ていない人にはなんのことかわからないでしょうが、ラストの種明かしの部分が説明的で冗長な気がします。とはいえ、映画好きなら見に行くことでしょう、ディカプリオの新作ですから。

ソラニン:じっくりと味わって欲しい、恋人達と彼らを取り巻く親友たちとのこころのふれあいを…


上映時間 126分
監督 三木孝浩
キャスト 宮崎あおい 高良健吾 桐谷健太 近藤洋一 伊藤歩 ARATA 永山絢斗 岩田さゆり 美保純 財津和夫

 尺は長めの部類に入る。描かれている時間のながれも長い。その分、登場する人物の心の移り変わりをわかりやすく描いているのが特に好感が持てる。
 というのも、人の心情部分でさえ、最近の映画ではCG描写で置き換えられてしまったりする。そういう表現方法に決して満足していない自分を再発見できた。
 主役の芽衣子、種田だけでなく、二郎演じる桐谷健太、加藤演じる近藤洋一なども主役に引けを取らずにいい雰囲気を醸し出している。
 「ドラマは人の心情を描くのが最上-」と自分は思っているのだが、そういう映画が見たい人におすすめ。

誰かが私にキスをした:堀北真希演じるナオミの心情がわかりづらい-そのためすっきりしない鑑賞後感を覚える


上映時間 124分 まあまあ長い
監督 ハンス・カノーザ
キャスト 堀北真希松山ケンイチ手越祐也アントン・イェルチンエマ・ロバーツ、カイリー、桐谷美玲、清水美沙、桐島かれん渡部篤郎

 と、タイトルに挙げてみましたが、そう思ったのは自分だけでしょうか?ナオミはエースとはどうだったのか、ミライのことはどう思っていたのかラストを見るにいまいちすっきりしない。原作はアメリカです。その割に単純なハッピーエンドではないのが日本的か?いやいや、やっぱり消化不良だわこれは。

シェルター:サイコモノかと思わせて、ホラーとスリラーを合わせた不気味さ、後半はホラー


上映時間112分
[監督]マンス・マーリンド、ビョルン・ステイン
[出演]ジュリアン・ムーアジョナサン・リース・マイヤーズ、ジェフリー・デマン

今週はこれです。ジュリアン・ムーアがいい感じと思ってみてみたら、ちょっと怖い。
怖いもの好きは、早めに見ましょう。この手の映画は公開期間が短いのが常。
ジュリアン・ムーアは心理学者が似合う。

ダレン・シャン ビックタイトルのハズだが、吹替版のみの上映でした

上映時間109分
監督 ポール・ウェイツ
製作総指揮 ダン・コルスルッド 、 サラ・ラドクリフ 、 ケリー・コハンスキー 、 コートニー・プレジャー
ダレン・シャン  クリス・マッソーグリア
ティーブ  ジョシュ・ハッチャーソン
ラーテン・クレフスリー  ジョン・C・ライリー
ミスター・トール  渡辺謙

 渡辺謙がミスター・トール役を怪演とか、話題性があるかなと思ったら、近くの映画館では、NINEのほうが指定席扱いとかで、思ったよりも人気薄。評価は、途中時間が長く感じます。そんな映画です。続き物のハズなんだが。