アリス・イン・ワンダーランド:少女時代との決別、清々しいラストかな

上映時間109分。短い、もっと長く感じた。
監督: ティム・バートン
キャスト
ミア・ワシコウスカ
ジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーター
アン・ハサウェイ

 子供の頃、不思議の国を訪れたアリスも今は20歳。だが、未だに子供の頃の見た不思議な国光景を毎晩夢見る自分に悩まされていた。大人になりきれないジレンマを抱えるアリスが、パーティで求婚されるが、その答えを先延ばしにするため、その場を逃げ出してしまう。
 パーティの途中から見え隠れしていた、服を着たうさぎを探すアリス。ふと、木の根元の大穴をのぞき込んだアリスは穴の中へ落ちてしまい・・・。

 びっくり映像満載だが、実は子供向けではないような。頼もしい父親が他界したあと、保護者を求めようとする母親や周囲の態度に理由のはっきりしない疑問を抱き続けるアリスが、父の跡をついで、世界中へ交易のために船でして良く姿には清々しさを感じる。

 エンディングテーマはアブリルラヴィーンでした。バンクーバーオリンピック依頼、久しぶりに歌声を聞いた気がする。今週は1本のみ。今週の祭日は、ウルフマンを見たい。