アデル 主演のルイーズの連続コスプレが見物です。もっとシリアスかと思ったが、まあ、その分気楽に見たほうがいい。


上映時間107分
監督 リュック・ベッソン
アデル・ブラン=セック ルイーズ・ブルゴワン
カポニ警部 ジル・ルルーシュ
ジュスタン・ド・サン=ユベール ジャン=ポール・ルーヴ

 とにかく、最初は冗長な雰囲気。というか、説明的。あんなナレーションいるのか?とも思うけれど、そこは我慢。意外と話は単純で、事故に遭ってしまった妹のために、ファラオの医者の秘薬を手に入れるため、医者のミイラをフランスに持って帰るアデル。ここが冒頭である。この話と平行してエスペランデュー教授は死者をよみがえらせる方法を編み出して・・・。これ以上書くと話を全部書いてしまいそうなのでこの辺で。
 というのも、そんなに込み入った話でもない。前編にわたるユーモアのセンスを受け入れられるかどうかが、この映画をおもしろいと思うかに関わってくる。正直、日本人向けではないところが多い。アデルの妹が事故に遭った理由でさえ、ギャグの様なもんである。
 でも、どうやら続編が出来そうな雰囲気だし、リュックベッソンの新作というのと、ベッソンが目をつけた女優(大抵は女優として成功を収めている)というので興味が持てたら見て損無し。
 ダイスペクタル巨編と勘違いしてはいけない。もっと、寛容な態度で見ましょう。