ナルニア国物語/第2章カスピアン王子の角笛

 新月の夜、ミラース卿の奥方に赤ん坊が生まれる。カスピアン王子は暗殺されそうになるが、間一髪、博士に助けられる。角笛を持たされた王子は、森の中に逃げ込み、危機の際に角笛を吹く。
 角笛の力で再びナルニアへと戻ってきた四人は見慣れない廃墟を目にする。それは、かつての自分たちの居城だった。
 1300年後の世界は、人間が支配する世界となっていた。ナルニアの住人達はふたたび自由になるため、人間と戦うことを決意するも、人間の力は強くなりすぎていた。強力な武器。強大な軍隊。堅固な城。
 人間とナルニアの住人との戦いは、やはり盛り上がる場面。しかし、人間側が有利で、圧倒的に不利なナルニア
 ルーシーがアスランに問う。「なぜ最初から姿をあらわして、助けてくれなかったの?」
 「二度と同じことはできないからだ。過去は変えることができない。しかし、未来は変えられる。」
 アスランが咆吼し森の木々が眠りから目覚めたとき、魔法の力が一気に解放される。それは、人間の力では抵抗できないモノだった。
 戦いがおわり、気になる台詞が少し、ピーターとスーザンが、
 「僕らはもう戻ってこない。僕らはここで十分学んだ。」
 と言っていたことだ。しかし、これは、次回の疑問に取っておこう。

 上映が終わった後、次の上映待ちで、2才と4才くらいの子と父親がいた。どちらの子供にも難しすぎる話とは思う。その子達が楽しめればいいなとふと思った。

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